【カメラ】 明るいところでも暗い黒ホリスタジオのように撮る方法
さて、今回のお話しは悪条件でも撮影をする方法ということのひとつです
シェアスタジオで撮影をしていると、先に撮影をされていてなかなか順番が回ってこないや空いていないから今日はこの撮影は諦めようなど外での撮影ではここは夜みたいなくらいイメージなのにまだ周りは明るくてイメージ通りの写真を撮れないなんということがあると思います
そんなことが『僕』も最近ありました
友人とコスプレ撮影を趣味でやっているときに、黒ホリで撮影をしたいのになかなか終わらなそうで困っていました
友人はいつもの黒ホリでの暗いところで赤いイメージカラーの背景で撮影をしたいと言っていたときにそれならと撮影したときのことのお話しをしていきます
黒ホリは空いていない状態で唯一すぐ撮影できるスペースはステージブースでのみでした
そこで、ステージ裾の黒い幕を背景にしての撮影にしました
しかし、その周りはさすがはステージブースです
色とりどりの蛍光灯とそれの下地になっている明るい白色灯があります
色とりどりのライトは消すことができてももともとついている白色灯は消せません
そこで、ブラックボックスを作っての撮影に切り替えました
ブラックボックスの説明はこちらをどうぞ
イルコさんの動画はとてもためになります
【ブラックボックス】ストロボでポートレート撮影の基本的な技術・初心者は必見!【イルコ・スタイル#020】/ Black Box Concept for Strobist Photography
『僕』の場合はISO感度を50に設定し、シャッタースピードも1/500に変えました
それでシャッターを押すと真っ暗な写真ができます
そこにストロボを当てて撮影しました
ただ、このシャッタースピードですとストロボの発光ができませんのでハイスピードシンクロを使用します
純正のストロボやそこそこのお値段のものにはついてますが、最近の中華製のストロボはない場合や機種と対応していない場合があります
説明書をみてもらうと判断ができるかと思います
そして、イメージカラーの赤をCj(カラージェル)、赤いビニールのフィルムをストロボに取り付けて色をつけました
そこでとれた写真が次のようになります
いかがでしょうか?
また、ストロボをあてたときはソフトボックスを使っています
ストロボはアクセサリーを使用すると光量が1、1/3~3段下がりますのでそれを考慮して光量を決めるようにします(決して狙ったギャグではありません、考慮と光量……)
アクセサリーを使わず日中シンクロなどのフル発光で直当てなどのときもありますがそのときは光が硬くなってしまうためレンズは広角で撮影するようにしています(顔を小さくするため)
色々な使い方があると思いますが、また何かあれば書いていこうと思います
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