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【臨床検査技師が教える、続・糖尿病療養に基づくダイエット方法!これで痩せませんか?−3】

どうも、『僕』は病院に臨床検査技師として働いています。また、ヘルスケア事業を立ち上げ経営しています、lainです。

『僕』の目的は「病院に行かなくて自分の身体のことを知り、自分で身体の健康をコントロールできるための仕組みを作ること」です。
病院では糖尿病療養と一環として療養指導をしています。
このときに使う方法を使って痩せてみませんか?なんてことを前回書いてみたらけっこうな反響をいただきましたので、調子にのってすぐに続きを書いてみましたので是非、一読を。

食事療養を使って痩せてみよう!ということで前回の続きです。
前前回は定量的に自分の摂取エネルギーや体重等を知る方法を記載し管理していくことを書きました。
前回は食事にフォーカスをして書いていこうと思います。

 

今回は食事の栄養素のバランス配分についてです。

 

適正なエネルギー量を確保するためには、たんぱく質、脂質、炭水化物をバランスよく配分した食事が必要です。
また、このときにビタミン、ミネラル、食物繊維の過不足にも注意が必要です。

 

三大栄養素の比率

 

一般的に成人期の三大栄養素比率は、炭水化物55〜60%、タンパク質10〜20%(標準体重1Kgあたり1.0〜1.2g)、残りを脂質とします。
ただ、このとき注意が必要なのは性別、年齢、体格、身体活動レベル、病態を考慮する必要があります。

 

食物繊維の摂取目標量

 

原則として、成人の男性は19g以上、女性は17g以上を目標量とします。
以上なのでこれで摂取する量は調整として多くとることも可能です。
また、カロリーも低いことが特徴です。

 

食塩摂取量

男性は8g/日未満、女性は7g/日未満です。
これは2015年に改訂されて少なくなっています。
これは実際のところ守るのは難しいですよね。
高血圧などの症状がある方は守ると腎臓などへの負担は減少します。

 

これらの食事のバランス等を考えることはとても難しいことでもあります。
では、具体的な方法を提示しますと簡単なところからはじめられるのは食事の盛りつけや選び方です。

肉・魚料理は海藻・野菜などを使用したり、骨や殻付きの食材を使用することでボリューム感を出すことができます。
これは早食いの防止にもなります。
また、食事の盛りつけは大皿に盛るよりも小皿に個別に出して量を調整しやすくするのもおすすめです。

 

簡単なことからはじめて、食事の調節を考えてみてはいかがでしょうか?

 

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参考資料:糖尿病療養指導ガイドブック