【カメラ】 写真がブレる、ピントがあっていないそんなときはコレ!
よく、写真を撮影していてピントがあっていない、写真がブレていて残念な思いをしたなどを聞くことがありますのでこの仕組みについてあれこれと書いてみようと思います。
今や、機材はオートでも綺麗に撮影することができ、その機能に助けられることはカメラを仕事にしている人間でも少なくありません。また、写真を撮った後の現像・補正などもPhotoshopなどのソフトの普及でだいたいは修正・補正できるようになりました。
しかし、ピントがズレていたり、ブレている写真はその限りではありません。
それをなくすためにこんなことあるよというあれこれです。
ブレとは被写体が動くことで発生する「被写体ブレ」と自分が動いてしまうことでブレる「ブレ」のふたつ。
これらの解決方法としては、シャッタースピードをあげるや高感度補正(つまり、ISO)をあげることなどがあります。
暗いところで撮影する際もピントが合わなかったり、ブレることがあるので注意が必要です。
ここで基本的な考え方を記載するとシャッタースピードの公式は以下になります。
例えば、使っているレンズの焦点距離が50mmでしたら、シャッタースピードは1/50以上に設定をするのが目安になります。
ただ、今はカメラの本体やレンズに手ぶれ補正がついているから大丈夫!と思っている方はいると思いますが、あまり期待はしすぎないほうがいいかなと考えます。
ここで、手ぶれ補正という言葉がでたのでこの説明します。
手振れ補正は主に3つありまして「電子式手ぶれ補正」、「レンズシフト式手ぶれ補正」、「センサーシフト式手ぶれ補正」(カメラボディ内手ぶれ補正)があります。
それぞれの特徴は以下になります。
「電子式手ぶれ補正」……撮影素子と画像エンジンを使って被写体がブレて写るのを避ける方法です。シャッターをきったときに自動的に複数の写真を撮影してそれらの写真データを比較演算して手ぶれを判別して補正するものです。
有効画素数と構図のズレが生じます
「レンズシフト式手ぶれ補正」……被写体からカメラに向かって照射された光の光軸が中心にくるようにレンズを動かすことによって光軸が本来の到達点に届くように修正します。
メリットは光学ファインダーで構図を確認しているときにも補正の恩恵を受けられます。
「センサーシフト式手ぶれ補正」(カメラボディ内手ぶれ補正)……被写体からカメラに向かって照射された光の光軸が中心にくるように撮影素子を動かすことによって光軸が本来の到達点に届くように修正します。
レンズ補正のときはレンズを動かしていましたが、センサーシフト補正は撮影素子を動かしています。
この補正はシャッターを切った時にはじめて撮影素子をしてるときに手ぶれ補正が行われるため、光学ファインダーで構図の確認をしてるときには手ぶれ補正は行われません。
つまり、自分の意図として構図と少し異なった構図で撮影されてしまう可能性も高くなります。
メリットとしてはどのレンズを使用しても補正の恩恵を受けられることになります。
以上がブレの意味と補正の意味でした。
いかがだったでしょうか?
一眼レフはあるけど、スマートフォンのほうが楽だし綺麗に撮影できるからと使わなくなっている、あなた!!
一眼レフカメラを使う機会が増えればこれ幸いです。
写真は暗い中でストロボ、露出設定を適正におこなったものの写真です。