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lain no blog

医療やらコスプレやら美味しいものやらマジックやら……

【臨床検査技師が病院で働いている介護福祉士・介護士を紹介してみる】

 はじめましてもそうでない人も、どうも。病院で臨床検査技師として勤務しています。また、ヘルスケア事業を経営していますlainです。

今回は病院で働いている介護士・介護福祉士さんにスポットを当ててみます。
実際、どんなお仕事をしているかというのは皆さんは漠然としたイメージを持っている人がほとんどかと思いますので書いてみます。
病院や老人ホームなどで病棟で看護師さんは白衣ですが違う色の制服で働いている人がいませんか?
その方が今回紹介する介護士・介護福祉士です。

 

介護福祉士さんって何してるの?

 主に看護師さんのサポートで、ベットのメイキングや食事の配膳から患者さんの行動の介助など多種多様にわたる大変なお仕事です。

いま、日本の人口は65歳以上の方が25%を超えた「超高齢化社会」となりました。
そして、介護が必要な人間はこれからますます増えていくと思われます。
需要はあり重要な人材でありながら不思議なギャップがあります。

 

それは「給料が安い」

 

 これはよくマスメディアにも取り上げられていますが、友人の話しを聞いてるとけっこう本当で、夜勤を月に何回かこなすために生活できるような給料になるというのはよく耳にします。
(これに関しては臨床検査技師も同じですね。コメディカルと呼ばれる人間の給料は安いものです。)
また、偉そうな評論ぶった人間は、「誰にでもできる仕事だからね」とか「これからロボットにとって代われるような仕事だよ」とかいう人がいますが、それは働いたことのない人間の意見です。
いや、現場主義結構、工夫がとかそういうのは何かしらの解決方法がとかいう人もいますが……

 

そんなものありません。

 

現実は目の前の患者さんで精一杯なんです。
誰にでもできる?
とんでもない。
知らない人の下の世話をするんですよ?
認知症でボケてる人の身体を起こそうとしたら、爪でひっかいてくる、つばをかけてくる、噛み付こうとするなんて、あるあるですよ?
勝手に動きまわるからセンサーマット(踏んだらブザーがなって教えてくれるもの)というものをつけてもそれを飛び越えてどこかに行ってしまうとかもありますよ?
 これを防ぐために抑制といってベットに身体を固定したり、ミトンといって大きい手袋を患者につけたりするのですが、それだって患者さんの親族の同意だって必要です。
いざ、同意をとろうと家族に話すと「うちの親はそんなことありません」というから「じゃあ、もう症状もいいので家に帰って在宅でお願いします」というと家族は「それは困る」という……
病床数を空けるために退院させたらまたその日の夕方に救急車でくるなんてよくあることで。

 

どないせいっちゅーねん

 

 病院も治療だけではないのです。白い巨塔みたいな医者のあれこれもいいでしょう。しかし、実際の日常のこういう大変さもあるのです。

そして、こういうスタッフの人が支えてくれるから患者さんの治療もできます。
介護福祉士・介護士は大変なお仕事ですが、絶対になくてはならない必要なお仕事です。
少し頭の片隅に置いてもらい、病院にいって病棟で違う色の制服などを見かけたりしたりしたら、この職業のことを知ってもらえればと書いてみました。

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